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図2−12.内貿コンテナのバン詰め・バン出し地

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大阪港発着の北海道航路にはフルコンテナ船が2隻就航しており、輸送量は12フィート型コンテナで月間約1,800個(9,000トン)である。このうち、内陸部と港湾との間をトラック輸送されるコンテナは約1,600個(流動量の90%)である。
一方、大阪港及び神戸港発着の沖縄航路にはRoRo船、フェリー、コンテナ積載可能な貨客船、貨物船など様々な船舶が就航しており、それらの船舶によるコンテナ輸送量は月間約5万トン、コンテナの個数にして6,000TEU程度と推定される。このうち、内陸部と港湾間をトラック輸送されるコンテナは約4,000個程度と思われる。北海道航路と沖縄航路を合わせた内陸部での内貿コンテナの流動量は月間約5,600個であるが、これらのコンテナの区間別の流動個数は下表のとおりと推定される。

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表2−3.内貿コンテナの区間別流動量

近畿地区での内貿コンテナの流動は、主な取扱港の大阪港を中心に大阪府下など近距難の区間で生じている。輸送方法としては、外貿コンテナのようにトラクターとシャーシを使って行われるものもあるが、トラックによる輸送も多い。また、12フィート型コンテナでは、シャーシを2台連結し、1台のトラクターでコンテナを2個輸送する方法もとられている。

 

 

 

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